筋肉 さらに続き

1,体を支える
2,体温を一定に保つ

この二つの筋肉の生命維持のための働きを踏まえて、
3,関節(からだ)を動かす、または、地面からの衝撃を吸収する
という働きができると考えています。

筋肉は様々な形の筋肉があり、多くの物は関節をまたいで骨についています。
関節の曲げ伸ばしはいくつもの筋肉が、連係して一つの動きを作り上げています。
だから、微妙なねじれや、曲げ伸ばしが可能となっていると、私は思っています。

例えば、膝を伸ばす筋肉は大腿四頭筋、という筋肉が代表されています。
しかし、大腿筋膜張筋や縫工筋といった筋肉もあります。
でも、膝のリハビリとして大腿四頭筋を鍛えなさいと指導されたという人が大勢います。
動きは同じですが、大腿筋膜張筋や縫工筋は主とする筋肉の働きや角度が違ったりします。
もしかしたら、大腿四頭筋の働きよりもその二つの筋力低下を起こしているのかもしれないのに。

ただ、ひのくま整骨院では、痛いといって来院していただいた患者様に筋トレしなさいとは決して言いません。
筋トレは反復運動して筋線維を傷つけ、その修復過程で太くなるのですが、痛みがあるということは疲労がたまりすぎて機能低下している筋肉に、さらなる負荷をかけて傷めつけることで、筋肉が機能できなくなる可能性を考え、絶対にそのような指導はしません。

また、例えとして、股関節では小さな筋肉から大きな筋肉と多様にあり、関節の諸同時に小さな筋肉が大きな筋肉の補助として働き、関節の回転をスムースに行うわけですが、小さな筋肉の方が大きな筋肉に比べて疲労物質をため込める量が小さいため、その連携がうまくできなくなります。

私は筋肉を構成する筋線維は、各筋肉によって疲労物質に対するキャパが違うとは考えていません。
つまり、同じ筋線維の束が少ないか、多いのかで筋肉の疲労物質に対するキャパが違うわけです。

現在のところ、この考えのもとで筋肉の調整を行っています。
よくなっていろいろ日常生活に復帰して、痛みをぶり返さなければ私は良いと考えています。
筋肉を考えた施術を行う、ひのくま整骨院の日隈でした、では~、失礼しま~す。
ヽ(^。^)ノ

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