専門学校を卒業してから、近所にビリヤード専門の撞球場ができ、時々通っていました。
携帯電話でのインターネットもまだ始まったばかりのころ、掲示板で知り合った人とふじみ野のサティの近くのビリヤード場で撞きあったりしていました。
そのころ、ただ手玉を的球に当てることだけを目標にやっていましたが、うまい人から教わったり、本を読んだりして遊んだものです。
最近はほとんどやっていませんので、ビリヤードの感覚を忘れつつあります。
でもすごくためになっていることもあるんです。
手玉に対してキュー(撞く棒)あてますが、目標物に対してキューをまっすぐに動かさなければなりません。
つまりキューの動きこそ、施術で入れる刺激のベクトルだと考えています。
また、的球を複数にした時、最後の決め球にアジャストポイント(接触点)が進行方向に向かっているかを考え、
そのアジャストポイントに一つ手前の的球を読まなければなりません。
つまり、複数の関節の軸をそろえるのに最終目標の関節を決めて、何個か戻って許容範囲内の関節のゆがみをそろえる刺激をすることにつながると考えています。