起き上がる時腰が痛い

朝起き上がるとき、腰が痛い。

昨年からリモートワークなど、今まで以上にパソコンやタブレット端末、スマートホンを使っての仕事や、勉強時間が長くなってますよね。

この腰痛の原因となる疲労は、”座って手や指先をよく使われていること”、だと考えています。

その疲れに見合った十分な休息(睡眠)が、この痛みを落ち着かせる、ご自身でできるセルフケア、そしてその補助としてストレッチングがあります。ストレッチングをこまめに繰り返すことがとても大切なこと、なんですよ。

でも、どんなに休息をとっても、症状が変わらない、あるいは寝る時も痛みで目が覚めてしまうといった、症状の悪化を起こすことがあります。セルフでは対応できなくなることの方が多いです。

そこでいろいろな施術があるのですが、ひのくま整骨院では「筋肉」に焦点を絞り、運動しない運動による整体をおこなっています。筋肉の代謝(エネルギーを効率よく使うための機能)力の向上を図っています。

筋肉は運動してる、してない、に関係なくエネルギーを消費して、動いたり、熱をつくって平均体温を一定に保つように働いています。そのうちの筋肉の代謝異常が起こると燃費の悪い自動車のように、燃料だけたくさん使うようになります。また、酸素とエネルギーが使われれば、二酸化炭素と乳酸などの老廃物ができます。それは静脈血によって運搬され各臓器にいき、浄化されます。燃費の悪くなった筋肉では、その老廃物もたくさんできてしまうので、血管の末端の動脈と静脈の吻合した集合管を通ることができなくなります。たとえば、排水溝のメッシュフィルターが詰まってしまうと排水の通りが悪くなりますよね。つまり静脈に入りきれなかった老廃物が筋肉内に蓄積してしまい動脈血も流れるスペースが困難となるため、血管の機能を閉ざして、より筋肉が働けなくなります。そのため、筋肉は、骨と骨への付着部位を近づけて関節をゆがませてしまい、動きを悪くして限界になると、動かさないようにするために、体が痛みを出して休ませるように強制的に関節の動きを止めてしまいます。

この整体は、逆のことを強制的に行ってます。睡眠時は筋肉が痙攣して静脈血を運搬します、つまり疑似的に運動しているような状態に関節や筋肉に抵抗をかけて、酸素やエネルギーの消費はないけど、二酸化炭素や老廃物を痙攣によって静脈へ流し込みます。運動して必要とした分だけの二酸化炭素や老廃物の量が流れ込み、筋肉内は綺麗になり、さらに本当に動きだすようになるため閉鎖してしまった血管を新たに合成して、その分血管が開かれ、より疲労物質が流れ込みやすくなり、運動をしていないのに運動をしたように体も暖かくなってきます。

特に股関節や、肩関節に関係する筋肉の連絡を整え、体幹部の腰部、頸部の前後ねじれの動きを再びスムースに行えるように調整し、肋骨部分の左右側屈の動きを整えます。

そして脊柱起立筋という、衝撃を吸収するための筋肉を安定させるように腕と脚の運動機能の調整をします。

特に腕の筋肉の体幹に一番近い腕と肩をつなぐ「三角筋」は、四足動物の名残があるため腕の働きに異常をきたすとストレスセンサーとして働き、肩関節をずらしてしまいます。また、腕から背中を覆って骨盤の上縁(うわべり)まである「広背筋」という筋肉があります。この筋肉のこわばりが、おなか周りの筋肉との連携をずらしてしまい、腰痛を出してしまいます。

何日も症状が変わらない、あるいは強くなってきてしまっているのであれば、今すぐにでもお電話ください。症状の積み重ねは施術期間の延長を招いてしまいます。

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