ばね指、腱鞘炎

腱鞘炎ばね指(弾発指:だんぱつし)は、固定をして安静を試みるよりも、

首、胸からの腕の筋肉の連絡を調整すること

これが根治には必要になると考えています。

いずれにしても、患者様自身の自己治癒力に補助することなんですが。

指があらぬ方向に曲がってしまって、みて欲しいということで来院された方がいます。

3週間ぐらい経過しているということで、脱臼を視野に触診をしていたのですが、脱臼のあとも捻挫のあともみられません。

痛みのない方の手の形や動きと比較して、指が少し太いように見えますが触っていくうちに、腱が肥厚(簡単にいえば、スジに塊(かたまり)ができてしまった状態)していました。

この影響で、指を伸ばすこともできなければ、曲げることもできません。

一般的な処置は、第一関節が曲がらないように、指の腹側(手のひら側)に板みたいな装具をあてがい、日常外さないように指導され、そして湿布を手のひら側に貼ることだと思います。
そんなことをしてもその腱は動いてしまうので、今はあまり効果がないと思っています。もしも固定をするのであれば、最低でも手首をまたいだ前腕部の3等分した前側の3分の1から指先まで固定をしなければ固定にはならないと思っています。本当ならば上腕部の下3分の1から、指先までしなければならないと思います。でも患者さんは、生活に不自由、という理由で、固定を外してしまうでしょう。

安静にするならとことん安静にしなければなりません。

ひのくま整骨院の施術は、固定をしないで筋肉の調整をして首肩胸、腕の関節と筋肉の整体をして、腱の肥厚に、トンネルを作っている靭帯が干渉してこないように施術します

正しく動かせるようになってくると、腱が干渉しなくなってきますから指が曲がったまま、ということがなくなり、痛みも出る心配がなくなってきます。

患者様が良く施術後にいわれるのが、手が温かくなってきたということです。

つまり、血液循環が良くなったということのあらわれなのですが、逆を言えば、今まで血液の循環異常が起きていたということになります。

もしも似たような手の痛みでお悩みの方がいらっしゃいましたら、お早めに来院なさってください。

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