※ 立つときに股関節が痛い、膝が痛い。 ※歩くとき、お尻が痛い。
痛みのある個所は違っていますが、この場合、足首と膝関節と股関節の位置関係にゆがみが起きている状態です。これを調整して3つの関節の並びを許容範囲内におさめることができると、痛みを出さなくて良い状況になるため体に不快な感じはなくなります。
※立つときに股関節が痛い 股関節という場所の表現をされている人の多くは、腰・骨盤の横前をさされています。実は股関節というよりも、腰の筋肉や太ももの筋肉の機能低下が原因となることが多いです。ただ上記したように、足首と膝と股関節の位置関係のゆがみが起きています。そのため、まずそのゆがみによる足(脚:あし)全体に「りきみ」が起こってしまっている状態を緩めなければならないわけです。一時的にマッサージをして血流を促すことで、筋肉の緊張は緩和されこともありますが、関節の位置関係の補正はできません。そして、3つの関節を同時に連続性を持たせて調整することが、今後の痛みの発生を抑えると考えています。
※立つときに膝が痛い いろいろな要素があると思いますが、足首と膝関節と股関節の運動するための位置関係性のゆがみが原因だと考えています。膝に強く負荷が入ってしまいますと、半月板という膝のクッションの軟骨がズレだしてしまい、関節の動きを制限かけてしまうこともあります。その場合、正しい位置に整復し、それから足首、膝、股関節と3関節の運動時の連続性をスムースに行える許容範囲の位置関係に調整しなければならないと考えています。
※歩くときにお尻が痛い 歩くときに痛いというと、坐骨神経痛を頭によぎる方もいますが、必ずしもそうではありません。上記でしつこく記載していますように、足首、膝関節、股関節の位置関係のゆがみが原因となるものも多いので、この3関節の運動時における、連動性の許容範囲内の位置関係にただし合わせることと、骨盤の回旋運動も制限がかかってしまっていることも多いので、腰周りの筋肉、腰の前後捻転左右側屈における筋肉の動きを整復します。これも腰やお尻のマッサージをすることで一時的に楽にはなるのですが、ゆがんだ関節の位置関係ですとすぐに全体的なこわばりが生まれて、疲労しさらにまた関節の動きを制限する習慣が起きてしまいます。マッサージをしてその場では良くなったんだけどすぐにまた元に戻ってしまうという現象は、この根本が原因です。
骨粗鬆症などを気にされる方が非常に多いのですが、骨粗鬆症よりも体が動かなくなることの方が怖いです。寝たきりではなくても運動量がなくなってしまえば骨粗しょう症が起こりやすい現状に。動ける体にまずしなければなりません。トレーニングは痛みのある位置はやめてストレッチをするように心がけましょう。
そしてはやめにご相談ください。