歩く時にふらついてしまう、というお悩み

どんなときも、カラダが万全でいることはありがたいことです。自分自身最近は常にかんじでいます。年齢を重ねたためなのかな。

歩くとき、まっすぐ歩こうとしても、足をついて体重をかけようとするとフラフラと左右に倒れそうになったり、尻餅をつきそうになってしまう、という悩みを相談されました。

まず、目視から立位の姿勢で、膝が曲がっている、それと、足の甲が高くなり小指側で体重を支えている。

歩いているときについた足が、足の裏全体で地面を捉えられていない、また蹴りだす足が伸びない。

触診では足首の骨の一つで、距骨が外側の腓骨側にズレている、膝の伸展の制限がある、といった状態でした。

筋肉がこの歪みを起こしているので筋肉だけのアプローチでバランスは整ってくると考えられますが、より効率を図ると、歪んだ関節を整復する柔道整復術が有効で、それを行ってから、膝、股関節の関節整復を主とした、専門療法でのアプローチをしました。

2回目多少の関節の戻りがありますが、この方の場合は筋肉がメインのアプローチで関節が整復できる範囲でした。これを何回か続けた結果、膝は伸び、足も全体で地面を捉えることができるようになりました。

こうなってくると、身体は良い方向へと自身で調整してきます。睡眠不足とかない限り。

足首が正常に使えてくると、歩くときのフラフラ感はなくなってくるものです。何でも体に対して不安なことがある方は早め早めでご相談なさってくださいね。

我慢し続けるとこじらせ方が大きくなってしまいますからね。

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