施術期間中の注意!

私の説明不足だったのかわかりませんが、

腰痛施術、ひざ痛施術をはじめられた患者さんに必ず伝えていることがあります。

『 筋トレをしないでください! 』

日常生活の疲労の積み重ねが傷みの発端なのだから、

安静にするということが一般的にも言われているご自身でできる療養方法のひとつ。

しかし、当院で行っている施術の最大の特徴は運動しながら傷みを整える、ということなのです。つまり日常的にスポーツをされている人、この生活習慣を取り戻す、今まで通りの動きができて施術期間を終了とするわけです。

けれど、一般的にはひざ痛、慢性腰痛などは筋肉が弱っているから筋力トレーニングをしなさいと指導されることがほとんど、日常の生活動作に筋トレという行動が行われていることはなく、指導を受けたからやらなければならないとか、テレビジョンの中で医学博士の先生がトレーニングをしなければならないというものだから、信じて行っているというのです。私が指導していることが、伝わっていないことが一番問題なんですけどね。私の中の丁寧さが足りなかったんだと思います、でも腹筋背筋のトレーニングはやめてください、(あれ、腹筋背筋をやっている、ってことしか聞いていなかったように思うのですが…)と指導したものの、スクワットはやめてください、とはお伝えしていませんでした。こと細かく聞くことそしてこと細かく指導しなければ伝わらないことを学んだんですが、取り急ぎ読んでくださっている腰や膝が痛いとお悩みの方がいらしたら気を付けて欲しいのでお知らせしておきます。

日常生活動作、つまり反復するような動き以外で、歩くという動作は傷みの程度が軽減してきたときにはストレッチングと一緒に30分弱から始めていくと良いと考えています。反復する腹筋、背筋、スクワット、腕立て伏せ、つま先立ちを繰り返す、などといったトレーニングはやめましょう。

日常生活動作ではないんですけど、水中散歩、水泳(クロール、バタ足、背泳)は浮力が体にかける荷重を減らしてくれるので良い運動ですので、やれる人はやってみても良いですよ。

順を追ってスポーツを日常されている人は、トレーニングを始めるようにしていきます、ただその前に、競技復帰の方が先にしていけるような体制が望ましいです。トレーニングはそのあとです。

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