痛いと滅入り、軽いと饒舌。表情と動きが最大の検査データ

近頃よく考えているは、いろんな整体や整骨院のサイトなどで説明されている目にみえないものについて。

ホルモンなんて医師のもとで、医師又は看護士が血液採取して血中のホルモン量を調べること以外わからない物ですよね。でも、いろいろと血液検査しない、できない医療機関でセロトニン不足、ノルアドレナリン不足、黄体ホルモン低下、プロゲステロン量が減っている、など見て数値を確認せずに言うところもあるみたいです。

もちろん数値化しなくてもおそらくはそうなんだろうなと、なんとなくわかってしまう症状もあるんですけど、そんな変化は患者さんにはわからない。

でも、やっぱりそのようなお話をされると、この先生よくご存じなんだと思うんでしょうね。

博学だと私自身感じます。

でも、近頃は見えてもいないのにそんなことを言ってしまうのは失礼だと考えています。私は柔道整復師なので、捻挫や挫傷の判断は医師の同意を得る必要がなくできます。骨折脱臼に於いては私自身が判断し応急処置をしたのち、医師に同意をいただき診断していただきます。世の中的には映像化しなければ、間違っているものを骨折や脱臼にして保険の過剰請求をと考えてしまわれるのだと思います。だから、医師に相談の上、レントゲン診断を依頼しているわけですね。

つまり私の持つ資格の専門業種でさえ、映像化数値化する必要がある世の中なのです。

それをセロトニンなどの幸せホルモン不足で、うつ病ですね、と診断される人たちが増えてきてしまっているんです。

私はだからこそ、どんな症状の方でも自分で感じてもらって、自分の表情で自分の動きで変化を感じてもらって判断をしているわけです。

たとえ椎間板ヘルニアです、という診断を受けて来院された人にでも、椅子からの立ち上がり、座る動作、歩行、前屈後屈、側屈、ひねり、それから日常生活で気になっている動きをすべてしてもらったうえで、施術後どのような変化になったかを確認しています。

目に見えていないものですからね。

切り傷、擦り傷、などは目に見えます。

顔面蒼白、下まぶたの中の血流低下で白っぽくなっていれば貧血、

目を閉じたときの目の前が真っ黒は血圧上昇などなど、

自分が体で感じることはいくらでもあるんです。

薬や検査が使えない分、わたしはその動き生活習慣に寄り添った施術をしなければいけないと常に感じています。それが私は、医師にはできない武器だと感じています。

さらに施術は筋肉の抵抗や連絡不全連携不和の状態と、それが整ってきたときの筋肉の連携軸の並べ合わせ私が行っている最大の施術の真髄だと思っています。

そして、表情が良くなっているのを確認したとき、

自然と人は饒舌になります、それが変化あったと確信し、その時点で施術の終了のサインだと思って日々取り組んでいます。

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