足底筋膜炎は最近よく耳にするようになったかな。
足底筋腱の炎症?はあまり耳にしませんよね、
結構多いんですけどね。
膝の障害としてひとくくりにされているのが現実かな。
そんなに詳しくはわからなくても良いんでしょうけど、
難しい傷病名とかが付くと、
皆さん患者さんは納得される傾向があります。
次第に痛みがとれないと、
傷病名なんかはどうでもよくなってきて、
早く良くなるためには良い医療機関を必死で探されるようですね。
つまりいくつも医療機関を変え同じような検査をされ、
同じような治療・施術をうけても変化が無かったら・・・ってことです。
さて足底筋はとても細い筋肉で、以前はあまり重要視されてきていませんでした。
今でもかもしれませんが、足底腱膜の炎症というものは症例が上がってきているのでとても注目されるようになってきています。おなじ組織なんです。つまり足の裏について、
足の底屈を行う筋肉の一つなんですが、
底屈動作をする筋肉にはもっと大きな下腿三頭筋や後脛骨筋などがあるため、
補助として働いているという見解だったんだと考えられます。
しかし、人の体の組織はなるべくならばかけない方が良いと、
私は思っています。
時として、切る必要性がある場合は仕方がありません、
その時は身体も受け止めるはずです。足底筋はヒザの後に付着してきます。
そこは大腿二頭筋や腓腹筋、膝窩筋などの筋肉が折り重なるようにあるので、
筋肉の一つがこわばった状態で過ごしていると、
筋肉を覆っている筋膜が圧迫され水分が滞り、
癒着してきてしまいます、
すると膝の後ろに袋でも作ってかのような塊りができてしまいます。
それが膝の機能を低下して痛みを発するというわけです。
実際に熱を持っているわけでもないし発赤が起こるわけではないので、
炎症というのは間違っているのかも知れないという意味であえて、
足底筋腱炎?としたのです。
そもそも私は診断はできないので判断に於いて検討しています。
治るのはその筋肉を緩めて癒着をはがせば元通りに膝も曲がるようになりますから、
気になる方お早めにいらしてください。