左には首を倒せるけど右には倒せない。
左には振り向けるけど、右に振り向くと痛くて動かない。
耳の後ろ辺りから痛みが走る、という患者さんがみえてます。
左右の筋肉の差が凄くて、右には押そうとしても指が全く沈まない、
カッチカチの筋肉。その硬さは首の付け根から、肩甲骨、右腕の手首ぐらいまで、
どこを触ってもそんな感じの硬さを持った筋肉に覆われています。
まず、すべての筋肉を緩めたいとは思うのですが、
ご年配の方なので筋肉の運動キャパシティが足りません。
ですので、末端から緩く関節を並べ合わせて、筋肉の連絡不全を整えあわせる必要性を考え、
施術しました。
その日はゆっくり眠れたそうです。
翌々日の予約治療の日には、来院時間を寝過ごしてしまうほど、しっかり眠れているのだと言ってました。
三回の施術で、触った感じの筋肉の硬さはほとんどなくなり、
指が沈むようになりました。もちろん患者さんも喜ばれていました、
指が入っていく感覚がわかると。
関節の動きも大きく取れるようになってきています、
手首から肘肩関節、そして肩鎖関節、胸鎖関節、さらに肩甲胸郭関節の動きを左右同じくらいに動かせるように調整して、そしてさらには、左の今の関節可動範囲よりも大きく動かせるようにして施術終了予定。
もうそんなに回数かけずに、治癒してくれると思います。
首が痛いのになんで手首から?と思われる人も多いと思いますが、
首が痛いのを発症するのには、
複数のヒヤリハットではありませんが、多関節の歪みの積み重ねで、
結果です。
お悩みの方、お早めにご相談下さい。